刺身、焼肉、紅葉おろし

小学校５年生の頃、模型クラブに入ってて（既に現在の素養はあったわけだが）、そこでのテーマで 木製の走る船を作るちゅーことになって、家で作っておったわけだ。使い込んだ切りだしナイフを使って 木を削っていたのだが、溝を掘る必要があって、ナイフをがしがし立てて掘っていたが、次の瞬間

ぶすっ


という音を立ててナイフが左手の親指と人指し指の間に突き刺さった。救急箱をとりだし、綿とガーゼを 探して必死で止血したが、その傷跡は幅1.5cmくらいで今も残っている。よく縫わなかったものだ。

中学の頃、技術の時間にラジオの組み立てがあった。コンデンサや抵抗をつけるには当然半田ごてを使う。 こてをとろうと手を伸ばしたら

じゅっ


と音がして右手の人指し指と中指の間が焼けた。急いで水で冷やしたが、それを見ていた先生が、「ほれ、 焼肉には気をつけろと言ったろ？」とにやにや笑った。案の定、水胞ができてしまった。

大学の頃、材料試験を行なうために試験片を研磨機で削っていた。ふと指先に疝痛を感じたので見てみたら、 研磨機のエメリー紙との摩擦で指の皮がすり減って血が吹き出していた。しかしその状態の素手でアセトン使って 試験片拭いていたんだから、われながら恐ろしいことをしていたものだ。

幸いにして、その後、自分の体を料理したことはあまりない。(^^;)